古着店「HARTT(ハート)」が8月14日、京丹後市久美浜町にオープンした。セルフレジを使った無人販売の古着店で、脇みなみさん、光雄(てるお)さん夫妻が営む。
店内には、Tシャツなど季節に応じた古着を並べる。商品にはバーコードを付け、来店客がセルフレジで読み取り、支払いをする仕組み。夫妻は平日は会社員として働いているため、店を持ちながら続けられる形として無人販売を選んだ。
みなみさんは「去年の春に古着屋として始め、土日のイベント出店のみで開いていた。やっぱりお店を持ちたいよねという話になったが、まだ仕事も辞められないので、無人販売にしようとなった」と話す。
店名の「HARTT」は、雄鹿を意味する「hart」に由来する。Tを一つ多くし、オリジナリティーを出した。みなみさんは「主人の腕に鹿のタトゥーがあったことや、鹿の多い自然な場所にも合うかなと思った」と話す。
夫妻は但馬地域出身で、14年ほど前に京丹後市に移住。みなみさんは、店を久美浜に構えた理由について「元々、久美浜がいいなと思っていた。久美浜が盛り上がればいいなと思って物件を探していたところ、ちょうど空いていた」と話す。
久美浜周辺では古着を扱う実店舗が少ないという。同店では、若い人にも手に取りやすい価格帯の商品をそろえ、古着になじみのない人にも知ってもらうことを目指す。ビンテージを探す人から、手頃な価格で面白い服を探す人まで、幅広い人が通える店にしたいという。
商品は季節に合わせて入れ替える。夏場はTシャツを多めにそろえ、キャラクターものや、人とかぶりにくい個性的なものも並べる。光雄さんは、店について「買われる、買われないより、見てもらえるだけでも」と話す。みなみさんは「無人で買いやすさもあるので、ふらっと来て、ちょっと暇つぶしに見てもらえたら。いろいろな人に知ってもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~22時。