「久美浜湾博」が5月26日、京丹後の「アメニティー久美浜公園」（京丹後市久美浜町）で開催される。

丸子船　昨年の様子

　昨年初めて開催し、今年で2 回目。昨年は約1000人が参加したという。イベントを始めたきっかけについて、実行委員長の後藤康宏さんは「『久美浜まるごと実践会議』のワークショップで話したのがきっかけ。参加者と『人が集まれる場を作りたい』『久美浜の魅力を伝えたい』という思いが一緒だったので、やろうということになった」と話す。「まずは地元の人に久美浜の魅力を知ってもらいたいと思っていた。そのためにクイズラリーや、ここでしかできないドラゴンカヌーなどの体験を企画した」と後藤さんは振り返る。

　「歩く」「こぐ」「食べる」をテーマに3つのエリアで展開する同イベント。「歩く」＝「まちウオーク」エリアでは会場本部テントで「まちぶらマップ」を配布し、久美浜の町中でスタンプラリーや久美浜クイズを行い、町の歴史を伝える。「こぐ」＝「ふねの体験」エリアでは、カヌーや丸子船、「ドラゴンカヌー」の体験会を開く。「食べる」＝「わんぱくマルシェ」には久美浜町や京丹後市外の飲食店や雑貨店など54店が出店予定。

　同園は久美浜湾の目の前にある公園。「遊具も少なく、何もない公園。何もないからこそ、久美浜湾の景色を十分に楽しめるのが魅力。会場の良さも知ってほしい」と参加を呼びかける。「カヌーやスタンプラリーなどもあり、家族連れで楽しめるイベント。少しでも気になったら来て、良さを体験してもらえれば」とも。

　開催時間は10時～15時。参加無料。カヌー・丸子船・ドラゴンカヌー体験は1回300円。雨天中止。