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与謝野のクラフトビール「ASOBI BEER」、自社醸造・販売開始

「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」の入り口(写真提供=「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」)

「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」の入り口(写真提供=「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」)

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 与謝野町で与謝野ホップを使ったクラフトビールを提供する「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」(与謝野町)が3月19日、自社で醸造したクラフトビール3種類の販売を始めた。はじめは関西のみ、3月25日から全国販売を開始する。

ビール披露イベントの様子(写真提供=「TANGOYA BREWERY & PUBLIC HOUSE」)

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 全国のスーパーなどで販売しているOEM製品「ASOBI」に加え、自社醸造した製品「みだれ髪」「研ぎ初め(とぎぞめ)」「柑橘(かんきつ)図鑑 京都柚子(ゆず)編」を追加。現在は同店で提供するほか、全国の飲食店に卸している。

 同店は醸造所兼飲食店で、2023年7月にオープンし、3月にビールの醸造を始めた。ビール事業部責任者の野村京平さんは「やっと始まった。醸造所だけでも良かったが、地域のにぎわいを作り、人の集まる場所が必要だと思い飲食もできる店にした。これからもっとたくさんの人に関わってもらえたら」と話す。

 経営は与謝野町の企業「Local Flag」。同社は「地域の旗振り役になる」をミッションに掲げ、クラフトビールの製造・販売、地域の人材育成、移住定住の相談窓口などの事業を展開。与謝野駅周辺の開発にも取り組んでいる。

 今後は「ASOBI BEER」ブランドを掲げ、「好奇心で醸す・素材と戯れる・余白を展(ひら)く」をテーマにビールの開発やイベント開催など、さまざまな取り組みをしていくという。「丹後外の地域にいる人とも、この事業を通じて関わり続け、地域に貢献する仲間を増やしたい」と野村さん。「いいビールを造ることで、結果的に地域が良くなることを目指していく」とも。

 同店の営業日は毎週金曜・土曜・日曜。営業時間は17時30分~22時30分。

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