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宮津で漫画「ざつ旅」トーク 夜の天橋立や一泊旅の魅力語る

トークショーで作品や宮津の魅力について語り合う河森一浩さん(左)と石坂ケンタさん(中央)と吉岡直紀さん(右)

トークショーで作品や宮津の魅力について語り合う河森一浩さん(左)と石坂ケンタさん(中央)と吉岡直紀さん(右)

 みやづ歴史の館文化ホール(宮津市鶴賀)で7月18日、トークイベント「宮津をひもとく、連続トーク。漫画『ざつ旅 -That's Journey-』作者が語る宮津の魅力と創作の裏側」が開催された。

直筆イラスト入りサイン本を手にする参加者ら

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 同イベントは、「月刊コミック電撃マオウ」(KADOKAWA)で連載中の漫画「ざつ旅-That's Journey-」で宮津市や天橋立が舞台として描かれたことをきっかけに、同市が主催し、約180人が来場した。当日は同作作者の漫画家・石坂ケンタさん、KADOKAWAの副編集長吉岡直紀さん、宮津市教育委員会文化財保護担当課長の河森一浩さんが登壇した。

 石坂さんはSNSのアンケートで旅先を決める同作の取材で宮津を訪問。石坂さんは「京都に海があるという程度の認識だったが、実際に来てみると歴史ある木造旅館『茶六本館(ちゃろくほんかん)』のたたずまいや、『天橋立ビューランド』(同市)からの360度に広がる景色に深く感動した。実体験を通した旅情を読者にも共有したかった」と振り返る。

 作中で描かれた天橋立や地元の酒蔵、歴史スポットについて、河森さんは「天橋立は古くから神話の舞台としても知られ、茶六本館や宮津駅も約100年の歴史を持つ。漫画を通じて宮津の奥深いストーリー性が描かれているのが非常に面白い」と解説した。

 吉岡さんは「昼の観光だけでなく、夜の宮津市街や静寂の中で波音が響く夜の天橋立の雰囲気は一泊しなければ味わえない最大の魅力」と話し、「一泊してほしい」と宿泊観光の魅力をアピールした。

 トークショーの最後には、同市の魅力向上と情報発信への貢献をたたえ、宮津市から石坂さんへ感謝状が贈られた。事前抽選で選ばれた50人限定のサイン会も行い、ファンとの交流も深めた。

 石坂さんは「鉄道に揺られ、景色が移り変わる時間を経て宮津に入り、おいしいものを食べて一泊する旅の行程そのものを楽しんでほしい。一度の訪問で終わらせず、何度も訪れて自分だけの宮津の過ごし方を見つけてもらえたら」と話す。

 来場したファンからは「漫画のファンで参加した。今夜は茶六本館に一泊するので漫画の世界に浸りながら、夜の天橋立観光を楽しみたい」などの声が聞かれた。

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