参加型音楽イベント「TANGO FULL 10. ROCK! FES. 2026(タンゴ・フルテン・ロック・フェス)」が7月25日、丹後王国「食のみやこ」(京丹後市弥栄町鳥取)で初めて開催される。
当日のイメージ(提供=TANGO FULL 10. ROCK! FES.事務局)
同イベントは、参加者が自らの楽器を持ち込み一斉に同じ曲を演奏するもの。演奏曲は、THE BLUE HEARTS「リンダリンダ」、GO!GO!7188「心の旅」、Hump Back「拝啓、少年よ」、MONGOL800「小さな恋の歌」の4曲。
事務局長の山本佑太さんは「従来の音楽イベントは出演者と観客が分かれているが、当イベントは参加する一人一人が主役。音楽を通じた自己表現の場として開催したい」と話す。イベント名の「フルテン」とは、音楽機器の音量などのメモリを最大値(多くの場合「10」)まで上げた状態のこと。「音量だけでなく、表現や楽しむ気持ちも最大にしたい」という思いを込めて名付けた。
「もともとロックやメタルの音楽が好きで、音楽イベントをやりたいと思っていた」という山本さん。「丹後は少子化や人口流出などの問題があり、特にコロナ禍を機に顕著になっている。丹後でも楽しいことができるという音楽の可能性を示したかった」とも。
同イベントの特徴は年齢制限を設けていないことと、エアギターやダンスなど楽器を使わない形態での参加や、アコースティックギターなどでの参加を可能とすること。山本さんは「ロックイベントなどのモッシュやダイブは、他の人との支え合いや感謝で成立している。当イベントも、参加者同士で考え、周りへの思いやりを持ちながら参加してほしい」と話す。
事務局の山田勝さんは「上手い下手は関係ない。みんなで演奏する高揚感や楽しさを味わってもらえたら。楽器は素人だという人にも、むしろ参加してもらいたい」と話す。また、「参加しない人が演奏を聴いて楽しむエリアも設ける。受付の近くには楽器のフリー演奏スペースも設けるので、立ち寄ってもらいたい」とも。
山本さんは「子どもたちに、大人が楽しんでいる姿を見せたい。『丹後には何もない』ではなく、楽しい思い出が作れるところだと伝えたい。音楽が好きならどんな人でも参加してもらえる」と話す。
山田さんは「全国どこからでも参加してもらいたい。100人以上に参加してもらうのが目標。気になることがあったら何でも問い合わせてほしい。今回が初めての開催だが、長く続くイベントにしたい。丹後の毎年の楽しみになれたら」と意気込む。
受け付けは9時~、演奏開始は13時30分。参加費は、大人=2,000円、中高生=1,000円、小学生以下無料。申し込みは直前まで受け付ける。