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京丹後・白杉酒造が新商品「マルサな二人」 元税務職員イメージし辛口に

蔵人の只津祐樹さん。酒造りだけでなく営業や広報も担当している

蔵人の只津祐樹さん。酒造りだけでなく営業や広報も担当している

 京丹後の「白杉酒造」(京丹後市大宮町周枳)が4月17日、新商品「マルサな二人」を発売した。

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 同酒造は1777年創業。2015(平成27)年から、酒米を使わず地元産の食用米だけを使った酒造りを行う。同商品は丹後産ササニシキを100%使い、辛口に仕上げた。

 元税務職員で蔵人(くろうど)の只津祐樹さんは、転勤がきっかけで丹後に移住。もともと日本酒は苦手だったが、蔵開きで地酒を試飲したことをきっかけに同酒造のファンになった。客として通う中で「うちで働かないか」という社長からの誘いを受け、転職。未経験かつ異業種での転職だったが、只津さんは「人生このままでいいのかと思うこともあるタイミングだった。面白そう、楽しそうと思い転職を決めた」と話す。

 同商品は「当蔵史上、最も辛口」と只津さん。「蔵人に焦点を当てた商品なので、仕事に甘くない元税務職員の2人をイメージして辛口に仕上げた」と話す。

 既存商品は甘酸っぱい口当たりのものが多く、ササニシキを使った日本酒「銀シャリ」でも、数値が大きいほど辛口を表す日本酒度が+5だという。しかし、同商品の日本酒度は+12で、「当酒造の中では今までにない商品になった」と只津さんは話す。「おいしくできていると思う。米のうまみを感じられつつ、飲み応えのある仕上がり」とも。

 只津さんは「今後も食用米を使い、誰も造ったことがないようなおいしい日本酒を造ること、造り手もわくわくするような日本酒造りをすることを続けていきたい。挑戦を続けることで応援してくれる人も増える。たくさんの人に広めていきたい」と意気込む。

 価格は、720ミリリットル=2,200円、1.8リットル=4,400円。酒蔵併設の直売所や全国の特約店で取り扱う。売り切れ次第、販売終了。

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