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京丹後で「タンゴモルック大会」 優勝は地元高校生、5歳~75歳が参加

タンゴモルック大会 参加者集合写真

タンゴモルック大会 参加者集合写真

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 「タンゴモルック大会」が3月9日、「ウッディいさなご」(京丹後市峰山町五箇)で開催された。主催は五箇モルックの会。

大会の様子。20チームによる試合が行われた

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 同大会の開催は今年が初めて。開催の背景について、会長の足立樹律さんは「モルックは年齢に関係なく誰でも楽しめるスポーツ。大会をきっかけに、多世代の交流が活発になればと思い企画した」と話す。

 当日は20チームがエントリー。チームは2~3人で、京丹後市からは13チーム、市外からは7チーム、全49人が参加した。試合は11時ごろから行われ、4ブロックで総当たり戦を行った後、各ブロック上位2チームが決勝トーナメントに進出。決勝戦は、大阪のチーム「てんてん」と京都府立丹後緑風高校3年の中山惠太さんと京都府立峰山高校3年のチーム「脳筋」が対決し、脳筋が優勝した。優勝した中山さんは昨年4月、友人に誘われてモルックを始めたという。中山さんは「初めての地元の大会で、いろいろな人の協力があってできた大会だと思った。感謝したい。幼い頃から一緒だった友人と大会に出て、優勝できたことがとてもうれしい」と話した。

 上位3チームには、モルックセット、サウナと酵素浴施設「ぬかとゆげ」(峰山町)の酵素浴体験チケット2人分、アウトドアサウナ施設「蒸-五箇サウナ-」(峰山町)の貸し切りチケットのいずれか1つが贈られた。

 試合のほかにも無料モルック体験会を実施。モルックのルールは、地元の小学生が説明し、5歳から75歳まで幅広い世代が体験した。

 参加者からは、「和やかな雰囲気で地域の人と市外の人が交流しながら、プレーできる良い大会だった」「初めて大会に参加したが、思ったより白熱して面白かった。今後も開催してほしい」などの声が聞かれた。

 足立さんは「当初の目的通り、いろいろな世代が参加し、白熱した大会になって良かった。地元に長く住む年配の方が参加して、対戦相手との交流やモルックを純粋に楽しんでいる様子が印象的だった」と振り返る。今後は定期的に、大会や体験会を行う予定だという。

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