一棟貸しの別荘「taiza play(タイザ プレイ)」(京丹後市丹後町間人)が8月1日にオープンした。経営は「うまやど商会」(丹後町)。
同館のテーマは「大人の遊び場」で、ビリヤード台や卓球台、レトロゲーム、120インチのスクリーンを用意。最大10人の宿泊が可能で、リビングルームの大きな窓から海を一望できる。長期滞在客向けに、キッチンや洗濯機も備える。
同社社長の谷口良平さんは「大人が子どもに戻る場所になればと思い、楽しいと思ってもらえるものを詰め込んだ。滞在を楽しんでもらえたら」と話す。
同社は同館のほかにも、貸別荘「taiza house」「taiza child」を経営し、丹後町間人の観光振興に取り組んでいる。谷口さんは奈良県出身で、現在も同社の他に奈良県でコンサルティングの会社を経営している。間人での取り組みの背景として、「最初は会社の保養所として、空き家をリノベーションして別荘を作ったが、間人に関わるうちに間人が好きになり、自分たちが地域のためにできることを考えた。今後も空き家の利活用などを通して、間人の魅力を伝えていきたい」と話す。
宿泊料金は1棟1泊5万円~(季節によって異なる)。予約はウェブサイトで受け付ける。