
ホテル「HEKISUIEN」(京丹後市久美浜町湊宮)で4月12日、イベント「きもので遊ぼう」が開催された。主催は「きもので丹後を応援する会実行委員会」。
(左から)「さいと」の西途陽子さん、青木恭子さん、「よさの着物大使」の岩間敬子さん、「丹後きもの大使」の関亜都沙さん
同イベントは、京丹後の特産品である「丹後ちりめん」を残していくため、着物を着て楽しむ機会を創出しようと企画された。
当日は、着物の着付け体験やヘアセット、水引アクセサリー作りやアロマクリーム作り体験などの8種類のワークショップを用意。ほかにも、古着市や着物の展示を行い、100人ほどが来場した。
参加者が、着付け体験後に屋外で写真を撮り合う姿やカフェで過ごす姿が見られたほか、「着付けてもらって気持ちが引き締まった」「外の天気が心地よくゆったりとした時間を過ごすことができた」などの声も聞かれた。
実行委員長の伊藤みどりさんは「着物で地域を盛り上げていきたい。着付け体験では着物の持ち込みが多く、着物を持っているが着る機会が少ないのではと感じた。着物に関心がある方に広く知ってもらい、気軽に着物を着る機会が増えれば」と話す。