「カネマスの七輪焼き」(宮津市漁師、TEL 050-8896-2509)が宮津にオープンして、7月1日で2カ月たった。
焼き・刺し身・小鉢で宮津の恵みを味わうディナーコース(提供=カネマスの七輪焼き)
同店は、宮津の港町で長年親しまれてきた店を、丹後地域のまちづくりを担う「京都丹後企画」(与謝野町)が事業承継した。宮津港で水揚げされた旬の魚介を独自製法の「一刻干し」に仕立て、七輪で焼いて提供する。
一刻干しは、水揚げされた魚介をさばき、特製の調味液に漬け込んだ後、1~2時間ほど乾燥・熟成させる製法。余分な水分を飛ばしてうまみを凝縮し、真空加工した上で寝かせる。七輪で一尾ずつ焼き上げて提供するスタイルは、先代から受け継いだもの。
新店舗では、店名や一刻干し、七輪焼きのスタイルを引き継ぎ、宮津の食文化を次世代へつなぐ場として営業する。1階にカウンター10席を備え、2階には宴会スペースを設ける。
井関和樹店長は「長く地域に親しまれてきたカネマスを受け継ぐに当たり、愛される店だと分かっていたが、オープンしてから常連の方や地域外の方がたくさん来てくれ、改めて期待の重さを感じている」と話す。
今後については、「以前のカネマスを大事にしながら、引き継いだからこそ変えていけることもある。一刻干しの製造も続け、ECやポップアップへ出店にもチャレンジしたい」と意気込む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=18時~22時。火曜・水曜定休。駐車場は「パーキングはままち」(宮津市浜町)を案内する。