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京丹後・キコリ谷テラスで「春の収穫祭」 ファームトゥテーブルをテーマに

入り口にあるテーマ「FARM TO TABLE」が描かれた看板

入り口にあるテーマ「FARM TO TABLE」が描かれた看板

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 「キコリ谷 春の収穫祭2025」が6月1日、京丹後のカフェ兼直売所「キコリ谷テラス」(京丹後市弥栄町船木)で開催される。主催は丹後地域で活動する「TANGO TANGO TANGO」。5月25日にも同所で開いた。

出店するORU SPICEのスパイスカレー

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 同店は2017(平成29)年にオープンし、収穫祭は同年の春から年2回、テーマを決めて開催してきた。今回のテーマは「FARM TO TABLE(ファームトゥテーブル)」。店主の稲鍵佐代子さんは「生産者と食べる人の距離が近く感じられるイベントにしたい。当日朝、畑に行って自分で採った野菜を使った料理を提供する店があるほか、ハーブを使う出店者には、うちのハーブ園から自由に使ってもらっている」と話す。会場にはヒノキを使った長テーブルを用意する。稲鍵さんは「アメリカなどでファームトゥテーブルといえば、農園で長テーブルを囲んで食事をする様子。そのイメージを形にしたかった」と話す。

 当日は飲食店や農園、陶芸家など23店が出店。「あみけん」(峰山町)や「縄屋」(弥栄町)、「e+kitchen」(与謝野町)などの飲食店13店がテーマに沿った限定メニューを販売。普段の営業では提供していないメニューもあるという。「やさい魂研究所」(大宮町)や「SORA農園」(弥栄町)などは野菜、「SORA×TOV Garden」はハーブを、それぞれ販売する。

 併せて、「自然のもの」を使った5つのワークショップも用意。「真泥 muddy」(舞鶴市)はろくろを使わず手でカップや皿を作る「手びねり教室」、「柳と暮らしONTO」(兵庫県豊岡市)はかごを編む「コリヤナギと籐(とう)で、飴(あめ)色に育てるかごを編もう」を、それぞれ行う。

 開催時間は11時~15時。入場無料。

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