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まちまち案内所で「京丹後に来たけど右も左もわからない」人のための交流会

左から、丹後暮らし探求舎の小林朝子さんと坂田真慶さん

左から、丹後暮らし探求舎の小林朝子さんと坂田真慶さん

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 「京丹後に来たけど右も左もわからない! という人のための交流会」が3月28日、まちまち案内所(京丹後市峰山町杉谷)で開催される。同様のイベントは初開催。

過去に開催した「定住プログラム」の様子(写真提供=丹後暮らし探求舎)

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 主催するのは、京丹後市移住支援センター「丹後暮らし探求舎」(京丹後市峰山町)。同センターは京丹後市から移住相談事業の委託を受け、移住を希望する人の相談に乗るなどしている。

 相談員の小林朝子さんは「移住者の中でも、仕事以外の人とのつながりが欲しいときに積極的に動ける人と、そうでない人がいる。丹後暮らし探求舎に来ればいろいろな人とつながることができるが、転勤やパートナーの都合で移住した人は、自分が『移住者』だという意識が薄く、相談に来ない」と話す。

 同センターでは2023年に「定住プログラム」を立ち上げ参加者を募ったが、普段から同センターに関わりのある参加者が多く、情報の行き届かなさを感じたという。内容の難しさやハードルの高さも課題となった。そこで今回は市内の企業にアンケートやヒアリングを行い、参加のハードルを下げ、「交流会」という形で「定住プログラム」を行うことにした。

 当日は、丹後地域の飲食店3店からケータリングを取り寄せ提供する。小林さんによると、移住して間もない人や、仕事以外での人とのつながりが薄い人は、イベントや飲食店の情報を得る手段が少ないという。「丹後の飲食店を知って、交流会で知り合った人と実際に店に食べに行ってもらいたい」と小林さんは期待を込める。

 会では、人見知りや、人と話すのが苦手だと感じている人でも会話のきっかけにできるよう、丹後にまつわるゲームの時間も設けるという。小林さんは「あまり深く考えず、自分も対象者だと思ったら気軽に参加してほしい」と呼びかける。

 同会の参加条件である「35歳以下」には、企業でのヒアリングで得た「同年代の知り合いが欲しい」という声が反映されている。参加者について、小林さんは「新卒に近い世代はもちろん、転勤やパートナーの都合で引っ越してきた人、Uターンの人など、まだ丹後の面白さを知らず、何もないと思っている人にこそ参加してほしい。この会を通じて、参加者にとって丹後で何か相談できる人や仲間と呼べる人が見つかるとうれしい。その選択肢の一つとして、丹後暮らし探求舎のことも知ってもらえたら」と意気込む。

 小林さんは「例え自分が条件に当てはまらなくても、誰かに紹介しようと思ってくれたらうれしい。あの人を誘ってみよう、と思ったら、ぜひ口コミで広げてほしい」と呼びかける。

 開催時間は19時~21時。参加費は1,000円。参加条件は35歳未満で、UIターン5年未満の京丹後市と近隣市町在住の人。事前申し込みを呼びかけているが、当日参加も可能。

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