京丹後の「のあそびのアトリエ」(京丹後市峰山町鱒留)で12月21日~23日、「小さなクリスマス喫茶~Weihnachtsmarkt~」が開催された。イラストレーターのさかもとさやかさんと関ゆきねさんから成るクリエーティブユニット「のあそび」が主催した。
さかもとさやかさんがイラストを手がけるドリップコーヒーやクッキー缶も
古民家を改装した「のあそびのアトリエ」を会場に、市内の個人の蔵から使われなくなった家具や食器、雑貨を譲り受け、再利用してイベントを開いた。
関さんと親交の深い、ドイツでパン職人として活動するYurieさんの帰国に合わせて同イベントを企画。「クリスマスにちなんだ心躍る雑貨やおいしいお菓子を楽しみながら、温かいひとときを過ごしてもらいたかった」と、さかもとさんは話す。
当日は、ヨーロッパの雑貨を扱う「コメリナ小店」の商品を中心に販売。ほかに、さかもとさんがセレクトしたクリスマス雑貨も並べ、喫茶店ではYurieさんのパン店のお菓子を提供した。
22日・23日には、「星の本屋」「月の助産院」がワークショップも開催。22日には、蒸五箇サウナとのコラボイベントも行った。保育士が子どもたちを預かり、母親らもサウナに入れるようにした。
参加者のほとんどが20~30代の女性で、市外からの参加者もいた。市外からの参加者は「Yurieさんのパンを購入するために訪れた」と話していた。
イベント終了後、さかもとさんは「心地良い空間を提供できた。のあそびが表現したいことができて良かった」と振り返る。「お客さんに楽しんでもらえたことはもちろん、自分たちも楽しんで開催できて良かった」と関さん。
来年も同様のイベントを開催予定で、時折、喫茶も開くという。開催情報などがインスタグラムで知らせる。