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京丹後のスパイスカレー店がリニューアル 和洋融合の空間に

店主の柴田琢磨さんと妻の喜和さん

店主の柴田琢磨さんと妻の喜和さん

 カレー店「THE SPICE Co.(ザ・スパイス・カンパニー)」(京丹後市久美浜町)が3月20日にリニューアルオープンした。

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 同店は2021年5月にオープン。店主の柴田琢磨さんが、祖父母が営んでいた旅館「濱茶屋」を引き継いだ。子どもの頃からよく訪れ、将来はここで何かをしたいと思っていたという。高校卒業後、大阪で飲食業とアパレル店で働き、コロナ禍を機にUターン。「ずっと好きだった」というカレーを軸に店を始めた。丹後や旬の素材をできるだけ取り入れた料理を提供するほか、キッチンカーでイベントにも出店し、久美浜を知ってもらうきっかけづくりにも取り組む。

 今回のリニューアルでは、これまで2階に設けていた客席を1階へ移した。1階にキッチンがあるため、動線を見直し、少人数でも営業を続けやすい形に整えた。「自分たちのライフスタイルを見直したときに、最悪、妻と2人で営業できるようにしたかった」と柴田さん。

 新たな客席には、柴田さんが住居スペースとして使っていた1階の8畳2間を1つの部屋にして活用。足の不自由な人でも来店しやすいようテーブル席を設け、子ども連れの客も多いため座敷も残した。内装のテーマは「ミッドセンチュリー」で、日本家屋の雰囲気に、柴田さんが好むアメリカのインテリアを掛け合わせた。1部屋にするに当たり、仕切りを完全になくさずに元の雰囲気を残した。座席の奥には一枚の大きな窓を採用し、中庭が見えるようにした。季節の変化も楽しめるようにしたという。席数は20席。

 カレーのメニューは4種類から3種類に絞った。「3種類のあいがけ」「2種類のあいがけ」「1種類」と選べる形は残しながら、「自分が自信を持って出せるものに整理した」という。定番はチキンカレーで、月替わりメニューも用意する。4月はサバカレーとマーボー豆腐カレーを提供。これまで抑えていた辛みのあるメニューも、今後は打ち出していく考え。
 店づくりで大切にしているのは「融合」と「掛け合わせ」。「味だけでなく、内装や植物を含めた空間全体が、訪れた人にとってのスパイスになれば」との思いを込める。「掛け合わせ、融合することでオリジナルになる。この場所も『日本家屋にスパイスカレー?』と驚いてもらうことも多い。意外性があっていい」と柴田さん。

 今後は2階スペースの活用も検討し、ポップアップ出店や貸し出しも視野に入れる。アパレルや雑貨、カフェなど、活用したい人がいれば声をかけてほしいという。柴田さんは「1~2週間の期間限定でもオッケー。2階に違う業種がきたら相乗効果でここにしかないものができる」と期待を込める。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~21時。木曜と第2・第4水曜定休。

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