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京丹後にレストラン「跡理」 古代米とジビエ提供で「食の交流拠点」目指す

(左から)店主の辻実久さんと惠さん

(左から)店主の辻実久さんと惠さん

 レストラン「跡理(あとり)」(京丹後市弥栄町和田野)が5月2日にオープンする。

月替わりの「ジビエ定食」(1,850円)。5月のメインは鹿のステーキ

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 店主の辻さん夫婦は宮崎県出身。妻の辻実久さんは2024年3月に京丹後市地域おこし協力隊に着任した。実久さんは「昔から食を通じて人を笑顔にしたいと思っていた。何か夫婦で始めたいと思っていた時に、狩り暮らしや自給自足の生活への憧れに気づき、移住を決めた。協力隊としての活動の中で『古代米の父』と呼ばれる芦田行雄氏が遺(のこ)した建物『古与曾(こよそ)』を知り、食の交流拠点として活用しようと決めた」と話す。

 同店は主に、古代米とジビエ料理を提供する。月替わりの「ジビエ定食」「鹿カレー」などのほか、宮崎で作り方を覚えた「チキン南蛮定食」も提供する。「京丹後と宮崎は食の好みが似ていると感じる。人の雰囲気も良く、どちらも好き。良いとこ取りができたら」と実久さん。「ホッとする味、落ち着ける味を目指したい」とも。

 料理には、2人が自分たちで育てた野菜のほか、「飯尾醸造」(宮津市)の富士酢や「丹後絹塩」(京丹後市網野町)の塩など、丹後産の調味料を使う。カフェメニューでは「YOSANO ROASTER KYOTO」(与謝野町)のコーヒーを提供予定。

 夫の惠さんは「移住や、地方での自給自足の生活に興味のある人に来てもらい、京丹後の関係人口を増やしたい。観光客が滞在するきっかけになれば」と話す。実久さんは「京丹後に古代米を広めたい。食べることが課題解決につながると伝えたい」と意気込む。

 営業は木曜・金曜・土曜の11時~16時。事前予約でテイクアウトも受け付ける。

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