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京丹後の「丹後ジャージー牧場」がチーズ熟成庫整備へ CFで支援呼びかけ

丹後ジャージー牧場の3代目平林学さん

丹後ジャージー牧場の3代目平林学さん

 「丹後ジャージー牧場」(京丹後市久美浜町神崎)が現在、長期熟成チーズの製造に向けた熟成庫整備に向け、クラウドファンディング(CF)で協力を呼びかけている。

熟成庫内のイメージ。地下水を通し、温度と湿度管理をするという

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 同牧場は1949(昭和24)年に創業。2000(平成12)年に「牛乳のおいしさを伝えたい」との思いで法人化し、2004(平成16)年には牧場敷地内にショップ・レストラン「ミルク工房そら」をオープン。以後、チーズやアイスクリームの製造・販売、レストランの営業を手がけてきた。

 同社代表の平林学さんは3代目。今年で代替わりの予定だという。「祖父が酪農を始め、父が『ミルク工房そら』を立ち上げ、母が加工を始め、全国で知られる存在になってきた。自分の代では先代たちが積み重ねてきたものを土台にして世界にも発信できるものを作り、子どもたちにつなげていきたい」と話す。イタリアに渡った経験や丹後で活動する異業種のプレーヤーと話す中で得た気づきを生かして、今回のプロジェクトを企画したという。

 今まで、同社ではフレッシュチーズと6カ月熟成したセミハードチーズを製造・販売してきた。今回商品化を目指す長期熟成チーズは、「ここでしか作れないもの」を目指すという。「時間をかけて、土地の風土をチーズに醸し、ナチュラルワインのように生産者が地域性を出したものを作れたら」と平林さん。「酪農から、長期熟成チーズの製造・販売までを一貫して手がけていることも強みになると思う」とも。

 整備を計画するのは半地下の熟成庫。長期熟成させるチーズを作るには、温度や湿度を適切に管理できる場所が必要になるためで、地下水をくみ上げるなど自然の力も生かしながら熟成環境を整える考え。既存商品のゴーダチーズも2カ月、6カ月と期間を変えた商品と、新しく作る1年、2年熟成する長期熟成チーズの製造を視野に入れる。

 平林さんは「『丹後を良くする、一滴のミルク』が自分の代の理念。牧場、チーズ、熟成庫など、やること全部に一貫して地元・久美浜の良さを伝えていきたいという思いを込める。CFはそれを知り応援してもらうきっかけになれば。これからの変化を一緒に見ていってほしい」と呼びかける。

 4月24日まで。

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