京丹後市商工会が11月9日、「京都丹後QUEENS(クイーンズ)サッカークリニック」を開催する。会場は、はごろも陸上競技場(京丹後市峰山町長岡)。
同会青年部次世代育成委員会が「子どもたちに郷土愛を持ってほしい」「プロの技術に触れてほしい」と企画した同イベント。当日は、地元で活躍する女子サッカーチーム「KYOTO TANGO QUEENS」の選手が子どもたちにサッカーを教える内容で行う。
京丹後市内には子ども向けのサッカークラブがいくつかあり、同イベントは市内のサッカー人口を増やす目的で、サッカー未経験者でも参加可能としている。同会の野木久聖さんは「子どもたちにサッカーを、より好きになってもらいたい。子どもたちのために汗を流す大人の姿も見せたい」と話す。
当日午後は、サッカーチーム「サンガFC」の試合を観戦する。丹後ちりめんを使った腕章を作ることも予定しており、「子どもたちがプロの試合を見て、夢を持つきっかけになれたら」と野木さんは話す。
野木さんは「地元のスポーツチームを応援する楽しさや、スポーツを通して仲間や友達ができる楽しさを伝えたい。今回、教育委員会からの後援もあり、保護者向けの配信アプリで告知を行った。子どもだけでなく、親も一緒に観戦したり、チームを応援したりと、大人にも影響を与えたい。来年以降も、大人が子どもを応援するような『未来への投資』と言える事業を企画したい」と意気込む。
開催時間は9時~10時30分。