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京丹後「蒸-五箇サウナ-」、3周年で記念イベント 村をまるごと楽しんで

代表の足立樹律さん

代表の足立樹律さん

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 京丹後のサウナ施設「蒸-五箇サウナ-」(京丹後市峰山町鱒留)が10月4日、3周年記念イベント「村まるごと健康ランド」を開催する。

毎週月曜日に開催している「みんなの蒸」の様子。イベントのイメージに近いという(提供=「蒸-五箇サウナ-」)

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 同施設は2022年11月に開業。築120年の古民家の納屋を改装し、あえて囲いを設けず、「周辺の自然や地域の日常を感じられることを大事にしている」という。通常は2時間半の完全予約制の貸し切りサウナを中心に営業し、都市部からの利用客が多い。開業以来、「銭湯のようなサウナ屋」を目指し、毎週月曜は、京丹後市民=500円、他の市町村の住民=1,000円でサウナに相席で入れる「みんなの蒸」を続け、鮮魚店「丸友鮮魚」(丹後町)や鍼灸(しんきゅう)院「鍼灸qitrip宮津」(宮津市)も出店するなど、週20~30人が集う場として定着している。

 当日は同施設のサウナに加えてテントサウナ2基を用意し、5時間半、「入り放題」にする。クラフトジン「舞輪源」(弥栄町)のボタニカルを使ったロウリュや、「丹後絹塩」(網野町)を使った塩サウナを提供。施設の目の前にある大路公民館にはマッサージブースを設け、飲食は「黒部とうふthis way」(八坂町)の平岡紫保さんが丹後の食材で作る「特製ルーローハン」や握り飯、豆腐スイーツなどを販売。「安藤漢方薬局」(京都市西京区)が出店し、漢方入浴剤のワークショップと漢方茶の提供を行う。サウナに入らず、マッサージやワークショップ、食事のみの参加もできる。

 代表の足立樹律さんは「たくさんの人に支えてもらい無事3周年を迎えられる。イベントは日頃の感謝の場であり、開業当初から温めてきた『村まるごと健康ランド』のコンセプトを試す場にもなる。健康にちなんだ企画を用意したので、村のゆったりした時間の中でリフレッシュしてほしい」と話す。

 開催時間は10時30分~17時(サウナは16時まで)。サウナ利用料金は4,200円(京丹後市民は3,700円)。予約はウェブサイトで受け付ける。

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