
演奏会「インド古典音楽の夕」が9月19日、宮津のホテル「mizuya」(宮津市鶴賀)で開催される。
タブラ奏者の林怜王さん(左)とシタール奏者のヨシダダイキチさん(右)(提供=mizuya)
当日は、インド古典音楽を演奏するシタール奏者のヨシダダイキチさんとタブラ奏者の林怜王さんが出演する。2人の演奏前にはオープニングアクトとして、サウンドアーティストでフェリス女学院助教授の瀬藤康嗣さんが「NOWHEAR MACHINE(ナウウェア・マシン)」という装置を使って、飯尾醸造(宮津市)の酢と世屋みその酵母が発酵する音を収録し、パフォーマンスを行う。
奏者のヨシダさんは1996(平成8)年からインド音楽とシタールを学び、現在は国内外での公演や放送・映画・CMへの楽曲提供など幅広く活動している。林さんは大阪生まれ、デリー育ち。幼少からタブラに親しみ、7歳でタブラを学ぶために渡印。2016(平成28)年、インドの音楽大会「ハリヴァッラバ・タブラ・コンテスト」で外国人初優勝を収めた。2人が京都北部で演奏するのは今回が初めて。インド音楽にちなんでビリヤニも提供する予定。
同ホテル支配人の筒井章太さんは「ホテル1階のスペースを地元の人と旅行者が交わる場所にしていきたい。ローカルのハブとなって、宮津のことを発信していけるようにしたい。今回のイベントをきっかけに足を運んでもらえたら」と話す。
19時開演。料金は3,500円。予約はインスタグラムで受け付ける。