見る・遊ぶ

京丹後で「Tシャツ展」 作家の「人生のひとコマ」を想像して楽しんで

会場「SPACE ODE(スペース・オーデ)」の外観(提供=オーデザインチャンネルズ)

会場「SPACE ODE(スペース・オーデ)」の外観(提供=オーデザインチャンネルズ)

  • 5

  •  

 展覧会「第3回 T-shirts展 a piece of life」が現在、「SPACE ODE(スペース・オーデ)」(京丹後市峰山町荒山)で開催されている。主催は地元のデザイン会社「オーデザインチャンネルズ」(峰山町)。

展示の様子(提供=オーデザインチャンネルズ)

[広告]

 同展は2019年に第1回、2024年に第2回を開催し、今回で3回目。丹後地域にゆかりのある作家12人とユニット2組が制作したTシャツを展示している。企画担当の川口優子さんは「毎回、Tシャツが着たくなる時期に開催している」と話す。

 Tシャツという題材について、川口さんは「洋服はアイデンティティーを表現しやすく、その中でもTシャツはアートをやっていない人でも自己表現がしやすい身近なツール」と話す。

 今回の展示には、移動式カフェの店主や豆腐店店主、地元アーティストなど、さまざまな肩書を持つ作家が参加した。川口さんは「自分らしく人生を楽しんでいると感じた人に声をかけた。作家自身が作る過程を楽しみ、主体的に取り組んでくれてうれしかった。画材や素材、表現方法に制限は設けていない。タイトルにも『a piece of life』とある通り、Tシャツを通してその人の『人生のひとコマ』を想像して楽しんでもらえれば」と話す。

 丹後地域のアートマネジャーで企画に協力した甲斐少夜子さんは「丹後地域のいろいろなジャンルの人を思い浮かべて声をかけた。地域で活躍する人のライフスタイルや、その人らしさを見られるのがTシャツ展の醍醐味(だいごみ)」と話す。

 開催時間は10時~18時。観覧無料。一部作品は販売も行う。6月6日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース