京都北部を拠点に活動する女子サッカーチーム「KYOTO TANGO QUEENS」(京丹後市大宮町善王寺)と「NOK」(東京都港区)が7月3日、コラボ商品「ヘアゴムKKOOR(ククール)」の初回納入式を行った。
2021年4月に発足した「KYOTO TANGO QUEENS」は「ゆかサル」(弥栄町)が運営し、2023年には京丹後市と「スポーツを通じたまちづくりに関する連携協定」を締結。スポーツを通じたまちづくりに取り組んでいる。
コラボ商品は、自動車部品などを製造・販売するNOKが開発した専用のシリコン素材を使う。同社によると、既存のヘアゴムの課題である「切れる、伸びる、汚れる」の解決につなげるため、水・汗に強い特長を持たせた。チームカラーのピンク、青、白の3色で展開する。
コラボの背景は、藤沢市から移住した石川晃浩さんがNOKをゆかサルに紹介したことだという。石川さんは、新聞社で働いた経験を持ち、現在は京丹後市のふるさと創生職員として働きながら、PR会社を経営。「京丹後の会社を応援したい」と両社に話を持ちかけてコラボを実現させた。
ゆかサル社長の吉野有香さんは商品について「本当に使いやすい。プレー中や温泉・サウナなど、選手が髪ゴムを使う機会は多いのでコラボグッズができてよかった。色もかわいい」と話した。
価格は3色1セット=990円。7月20日開催の「やさか納涼祭」で限定50個を販売する。9月1日より、ECサイトなどで販売予定。