「久美浜湾博」が5月26日、京丹後の「アメニティー久美浜公園」(京丹後市久美浜町)で開催された。「久美浜の魅力を伝えたい」という実行委員会の思いから始まった同イベントは今年で2回目。「歩く」「こぐ」「食べる」をテーマに3つのエリアでイベントを展開した。
「歩く」エリアでは、久美浜の町中を歩きながら歴史が学べる「まちぶらウォーク」が行われた。地域の歴史を伝えるため、実行委員が地図とクイズを作成。「豪商稲葉本家」についての問題などがあった。子どもたちを中心に大勢が参加し、参加した小学生からは、「難しいけど、いろいろ歩けて楽しい」「全部、久美浜についての問題。町のことをよく知ることができた」「全部クリアした」などの声が聞かれた。
「食べる」エリアでは、久美浜町を中心に飲食店や雑貨店など約50店が出店。「こぐ」エリアでは、ドラゴンカヌー、丸子船、カヌーの体験会が行われ、親子連れが多く参加。
県外からの参加者も多く、実行委員長の後藤さんは「たくさんの人に来てもらえてうれしい。イベントを通して、地域外の人にも久美浜の魅力を知ってもらえたのでは。芝生でくつろいでいる人もいて、公園全体でそれぞれの楽しみ方をしてもらえて幸せ」と振り返る。
参加者からは「昨年より充実している。いろいろな店で買い物ができて楽しい」「晴れて気持ちのいい天気。海が目の前にあって、いい景色」などの声が聞かれた。