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与謝野に「ヨサノロースター」直営カフェ 自社製造のマシンで自家焙煎

店前で(左から)店主の小西英二さん、小西暢子さん、原かづささん

店前で(左から)店主の小西英二さん、小西暢子さん、原かづささん

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 カフェ「YOSANO ROASTAR Roastery Cafe(ヨサノロースター・ロースタリーカフェ)」(与謝野町明石)が与謝野にオープンして、5月14日で2カ月がたった。

自社で製造した焙煎機 セラミック、遠赤外線を使用

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 店主の小西栄二さんは京丹後市出身。溶接の技術を学ぶため舞鶴市内の造船会社に勤めた後、Uターンして独立。京都府溶接技術競技会での優勝経験を持ち、チタンの溶接技術を用いた自転車の製造・販売を手がけている。知り合いからコーヒーの焙煎(ばいせん)機の製造を依頼されたため、開発を始めたという。

 「コーヒーの味を追求したい」と試行錯誤を重ね、自社製セラミックを使った遠赤外線の現行モデルを完成させた。「直火だと豆の表面が焦げてしまう。遠赤外線で中からじっくり熱を入れることで、豆本来の味が引き立つおいしいコーヒーやチョコレートができる」と小西さんは話す。

 同店では自社焙煎機を使ったコーヒーやチョコレートを販売する。チョコレートは「インターナショナルチョコレートアワード」の世界大会で2022年に銀賞、アジア大会で2023年に銅賞を受賞した。同店は、焙煎機の「良さ」を伝えるためにショールームを兼ねたカフェとして開いた。「今後はチョコレート作りやコーヒーの焙煎体験などのイベントも企画していきたい。おいしい商品をもっと広めていきたい」と小西さんは意気込む。

 コーヒーやチョコレートの他、与謝野町の米粉スイーツ店「米粉のおやつ パッセ」や、移動式のパン店「与謝野ぶーらんじぇ リフレかやの里」の商品も販売している。

 営業は木曜・金曜・土曜の9時~15時。

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