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京丹後・休校から43年の成路分校で同窓会 校舎取り壊し前に26人集う

卒業生の集合写真(提供=実行委員会)

卒業生の集合写真(提供=実行委員会)

 五箇小学校成路分校(京丹後市峰山町鱒留)で4月14日、同窓会が開かれた。

校舎内を見学する様子(提供=実行委員会)

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 開催は11年ぶりで、60~90歳の卒業生26人が集まった。本年度中に予定される校舎の取り壊しと桜の伐採を前に、校舎や地域の思い出を振り返る機会として開催した。

 同分校には、峰山町鱒留の大路・大成地区の児童が4年生まで通っていた。1878(明治11)年に大路分教場として開設され、1901(明治34)年に成路分教場として現在の場所に移転。1959(昭和34)年に現在の校舎を新築し、その後、児童の減少を理由に1983(昭和58)年4月1日に休校した。

 当日は晴天で、校舎前の桜は葉桜となっていた。参加者は成路分校前に集合し、校庭で集合写真を撮影した後、校舎内を見学。教室を巡りながら、当時の暮らしや遊びについて思い出を振り返った。正午ごろに近くの交流施設「天女の里」(峰山町)に移動し、そばと巻きずしを食べながら交流した。

 卒業生からは「久しぶりに旧友と再会し、大路在住者や出身者とも会うことができ、ふるさとを懐かしく思った。楽しいひとときを過ごすことができた」「校舎に入って、当時のことがよく思い出せた」「節目に集まれて良かった」などの声が聞かれた。参加者は「ぬか袋で床掃除をした」「冬には竹やミカン箱を使ってスキー板やそりを作った」「皆、仲間だった」などと、当時の様子を懐かしんで話していた。

 同窓会は、卒業生の徳田隆男さんと2年前に移住し、分校の前の家でサウナ施設「蒸-五箇サウナ-」(峰山町)を営む足立眸さん・樹律さんが企画した。足立眸さんは「成路分校が取り壊される前に校舎を見てもらえて良かった。集合したときのうれしそうな顔が印象的だった。当時の暮らしや遊び方など、貴重な話もたくさん聞けて良かった」と振り返る。

 当日の様子は、ショートドキュメンタリーと冊子にして今年中に発表する予定。

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