
「花郷バラガーデン」が現在、京丹後の花公園「花郷OKADA」(京丹後市網野町木津)で開催されている。運営は北畿リゾート。
同イベントは、夕日ヶ浦温泉エリアで夏の海水浴や冬のカニ以外の時期でも楽しめる立ち寄りスポットを目指して企画した。春には八重桜やチューリップも咲く。2年ほど前から整備を進めてきた「バラのアーチ」も見どころの一つで、まだ完成形ではないが、赤や白、ピンクなど色とりどりのバラが咲いている。7万5000平方メートルの広大な敷地の中に5000株のバラが咲き、毎年1万人ほどが来園するという。
来園者からは「スマホでバラの種類を調べながら、友達とおしゃべりするのが楽しい」「親子で香りを楽しみ、自然に囲まれた園内を歩くのが楽しい」などの声が聞かれた。
同社の西途潤社長は「花郷OKADAはオープンから10年以上になるが、イベントや無料開放日を通じて多くの人に知ってほしい。夏の海水浴やカニの観光が多いエリアだが、それ以外の季節も楽しんでもらえるよう、花の観光地として山を開拓し、整備した。自社事業とも連携しながら、地域全体の魅力向上につなげていければ」と話す。
入園料は、大人(14歳以上)=400円、小人(小学生)=200円、小学生以下無料。開園時間は9時30分~16時30分(最終入園は16時)。無料駐車場あり。6月10日ごろまで。