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与謝野町にベーグル店 生地は24時間発酵、地元野菜を使った商品も

店主の田村あゆみさん

店主の田村あゆみさん

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 ベーグル店「Aalto(アアルト)」(与謝野町岩滝)が3月15日にオープンした。

窓口で商品を選び受け取る

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 店主の田村あゆみさんは伊根町出身。京都市内でパン教室に通い、2年間飲食店などで修業した後にUターンし、同店を開いた。店名の「Aalto」はフィンランド語で「波」を意味し、与謝野町の海にちなんで名付けたという。

 店舗は田村さんの自宅横のスペースに建てた。客は店内には入らず、窓口で商品を選び購入するコーヒースタンドのようなスタイル。店の前には椅子とテーブルを置き、「コーヒーを抽出している間に待っていただくスペースにした」と田村さんは話す。

 同店では、国産小麦とホシノ天然酵母を使い、24時間ゆっくり時間をかけて発酵させた生地を使ってベーグルを焼く。田村さんは「ゆっくり時間をかけて発酵することでうまみが増し、香りも良くなる」と話す。

 看板商品は「ダブルチョコベーグル」(330円)で、温かいうちに食べると「チョコレートのとろりとした味わいが楽しめる」という。「カレーウインナー」(390円)や与謝野町のホウレンソウやトマト、ニンジンを使ったベーグルも販売する。

 ベーグルのほかにも、イギリスパンや「YOSANO ROASTER KYOTO」(与謝野町)のコーヒー豆を使ったコーヒー、台湾紅茶などもそろえる。

 田村さんは「地元の方や近隣で働く方を中心に来店いただいている。今後は、パン教室を開いたり、仲間たちとまちおこしのためにパンマルシェを開いてみたりしてみたい」と意気込む。

 営業は金曜・土曜の11時~16時。駐車場は店舗横の住宅前に2台分を用意する。

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