
「ヨサノガーデンフェス2025」が3月22日、与謝野駅前広場で開催された。
7月に与謝野駅が開業100周年を迎えるのを記念し、駅前と周辺地域の活性化を目的に実行委員会が企画した同イベント。当日は、「京花食 kyokasyoku」「菓子工房zarame」(以上、与謝野町)など丹後地域の飲食店など18店舗が出店。京都丹後鉄道の特急列車「丹後の海」を与謝野駅の引き込み線に停車し、展示した。車内には飲食可能なスペースも設け、会場で購入したものを車内で食べることができるようにした。会場全体を使った謎解きイベント「駅前謎解き広場」や「駅前モルック大会」も行うなどして、500人ほどが来場した。
来場者からは「電車で1時間かけて来た。ゆっくりと過ごすことができた」「子どもたちが謎解きに夢中になっている」「たくさんの人がいて、おいしい食べ物もあって楽しい」などの声が聞かれた。
実行委員長で、下山田地区長の山崎(たつさき)哲典さんは「駅前や地域に活気がないこともあり、与謝野駅開業100周年の機会に、地域の若者たちと公共交通機関の利用を促し、駅や地域を盛り上げるイベントを企画した。今回のイベントを機に、次の100年につながるイベントにしていきたい」と話す。