京丹後のスポーツジム「Tango Training Academy」(京丹後市弥栄町黒部)がオープンして、12月14日で2カ月がたった。同市初のジュニアアスリート特化型のジムとなる。
代表トレーナーの柴田和紀さんは京丹後市出身で、中学生までは野球を、高校は網野高校でレスリングに取り組んでいた。大学卒業後、京都府庁に入庁し8年間勤務。退職後、スポーツトレーナーとして神戸市や大阪市で中学生の野球選手や大学生の陸上選手などに指導を行ってきた。今年、京丹後にUターンし、同ジムを開いた。
小学生・中学生を中心にジュニアアスリートの育成に特化したフィジカルトレーニングを提供する同ジム。ドイツ発祥の「コーディネーショントレーニング」などを活用し、競技をするための筋力や柔軟性を伸ばすためのトレーニングを行う。トレーニング場の幅は27メートルで、バランスボールやダンベルなど、さまざまな器具をそろえる。
開業の背景について、柴田さんは「丹後のスポーツレベルを上げ、メジャーリーガーやオリンピック選手を輩出したい。丹後にいても目指せることを伝えたい」と話す。現在は、野球部の学生を中心に14人が通っている。
レッスン内容は、週1回、最大6人の少人数グループトレーニングを用意。それぞれのレベルに合わせたトレーニングを行う。大人向けにもパーソナルトレーニングを用意。
営業時間は10時30分~21時(火曜・木曜)、10時~19時(土曜)。完全予約制で、予約はホームページ、メールで受け付ける。