
「バスケットボールクリニック」が7月20日、京丹後市立網野体育センター(京丹後市網野町網野)で開催された。
今回で4回目となる同教室は、京都北都信用金庫をメインバンクとする地域企業の経営者が集まり、同市を発展させようと活動する「北都ななほし会」が主催し、プロバスケットボール選手と子どもたちの交流を目的に開いた。同会の水田博基会長は「地方の子どもたちはプロに触れる機会が少ない、交流や観戦の機会を作ることで、プロを目指すきっかけになれば」と話す。
当日は、同市のミニバスケットボールチームに所属する小学生89人が参加。京丹後市バスケットボール協会(大宮町)協力の下、男子バスケットボールBリーグの京都ハンナリーズの小野龍猛(りゅうも)選手、ホール百音アレックス選手が講師として、デモプレーや実技指導を行った。ほかにも選手との2on2、フリースロー大会、最後にはサイン会も行った。
企画した同会の野木久聖さんは「選手たちから教えてもらうことや対戦は普段できないこと。特別な体験を届けられて良かった。暑い中、一生懸命指導してくれたことがとてもうれしかった」と振り返る。
イベントでは、子どもたちが選手との交流を楽しむ様子や笑顔が見られた。